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積極性の自己PR例文|就活・転職の面接や履歴書で使える伝え方
BE GOOD編集部
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積極性の自己PR例文|就活・転職の面接や履歴書で使える伝え方

就活や転職活動における自己PRで「積極性」を強みとして伝えることは、多くの企業に対して有効なアピールとなります。
しかし、伝え方を間違えると、かえってマイナスの印象を与えかねません。

この記事では、採用担当者の心をつかむ積極性の伝え方を、具体的な自己PRの書き方から経験別の例文まで詳しく解説します。
面接や履歴書で自身の強みを最大限に活かすためのポイントを押さえ、他の候補者と差をつけましょう。

自己PRで「積極性」が効果的なアピールになる理由

多くの企業が自己PRにおいて積極性を評価するのは、変化の激しいビジネス環境で自律的に行動できる人材を求めているためです。
積極性がある人物は、指示を待つだけでなく、自ら課題を見つけて解決に向けて行動を起こすことができます。

また、新しい業務や困難な状況に対しても、臆することなく前向きに取り組む姿勢は、組織の成長に不可欠な要素と見なされます。
主体的に仕事を進め、周りを巻き込みながら成果を出せる積極的な人材は、業種や職種を問わず高く評価される傾向にあります。

企業が求める「積極性」の具体的な人物像

企業が評価する積極性とは、単に行動が早い、物怖じしないといった性質だけを指すのではありません。
真に求められるのは、組織の目標達成という目的意識を持ち、そのために何をすべきかを自ら考えて行動に移せる人物です。

具体的には、現状の課題を発見し、その解決策を主体的に提案できる力や、周囲のメンバーに働きかけて協力を得ながら、チーム全体で成果を最大化しようと積極的に行動できる力が挙げられます。
言われたことをこなすだけでなく、常に当事者意識を持って仕事に取り組み、より良い結果を追求する姿勢が、企業が期待する積極的な人材像と言えます。

採用担当の心をつかむ積極性の自己PR作成3ステップ

採用担当者に響く積極性の自己PRを作成するには、論理的で分かりやすい構成が不可欠です。
ESや職務経歴書はもちろん、面接で口頭で伝える際にも一貫性のある内容にするため、3つのステップを意識した書き方を実践することが効果的です。

最初に結論を述べ、次に具体的なエピソードで裏付け、最後に入社後の貢献意欲を示すという流れは、あなたの強みを効果的に伝えるための基本構造となります。
この構成に沿って内容を整理することで、自己PRの説得力は格段に高まります。

ステップ1:結論として「私の強みは積極性です」と断言する

自己PRを始めるにあたり、自身の強みが何であるかを明確に伝えましょう。
私の強みは、目標達成のために主体的に行動できる積極性です。
冒頭で結論を簡潔に断言することが重要です。

採用担当者は数多くの応募者の情報に目を通すため、最初に要点を伝えることで、話の全体像を理解しやすくなります。
この最初のひと言で、これから話す内容の方向性を示し、相手の興味を引きつける役割を果たします。
自信を持ってはっきりと述べることで、その後のエピソードにも説得力が生まれやすくなります。

ステップ2:強みの裏付けとなる具体的なエピソードを伝える

結論として述べた「積極性」に信憑性を持たせるため、それを裏付ける具体的なエピソードを伝えます。
過去の経験の中から、自身の積極性が発揮された場面を思い出し、当時の状況、直面した課題、そしてその課題に対して自分がどのように考え、積極的に行動したのかを具体的に説明することが求められます。
例えば、「売上が伸び悩んでいた状況で、私は新しい客層を開拓する必要があると考え、SNSでの情報発信を提案し、自ら運用を開始しました」のように、行動の背景にある思考のプロセスを示すことで、主体性をアピールできます。

その結果、どのような成果につながったのかを数字などを用いて客観的に示すと、より説得力のあるエピソードになります。

ステップ3:入社後に強みをどう活かせるかをアピールする

最後に、自身の強みである積極性を、入社後どのように仕事で活かし、企業に貢献できるのかを具体的に述べます。
そのためには、応募先企業の事業内容や社風、求める人物像を深く理解しておくことが不可欠です。
例えば、「貴社の〇〇という事業において、私の課題発見力と周囲を巻き込む積極性を活かし、新たな市場開拓に貢献したいと考えております」といった形で、自分の強みと企業の方向性を結びつけてアピールします。

特に新卒の就職活動では、実務経験がない分、この入社後の活躍イメージを明確に提示することが、ポテンシャルを評価してもらう上で非常に重要となります。

【経験別】積極性をアピールする自己PR例文

自己PRで積極性を伝える際は、自身の経験に基づいた具体的なエピソードを交えることが不可欠です。
ここでは、新卒の就職活動と転職活動のそれぞれについて、異なる経験をテーマにした自己PRの例文を紹介します。

アルバイトやゼミ、部活動といった学生時代の経験から、業務改善や未経験業務への挑戦といった社会人経験まで、様々なシチュエーションを取り上げます。
これらの例文を参考に、自身の経験を効果的にアピールするための表現を見つけてください。

自己PRは、求人への応募時に自分の強みや価値を伝える大切な項目です。
書き方を誤ると、せっかくの魅力が伝わらず、評価が下がることもあります。ここでは、上手に自己PRを作成するために心掛けるべき注意点をまとめます。

まず、最初に意識したいのは「目的を明確にすること」です。
自己PRは単なる自己紹介ではなく、「企業が求める人材像に自分がどうマッチするか」を示すための回答です。
求人票をよく読み、どのようなスキルや姿勢を求めているかを把握してから書き始めましょう。

次に、職歴や経験をもとに具体的なエピソードを用意することが重要です。たとえば「物事を最後までやり遂げる力があります」と述べるだけでは印象に残りません。「初めて任された業務で課題を分析し、改善策をおこなうことでチームの成果を上げた」など、実際の行動と結果をセットで伝えると説得力が増します。

また、文章構成にも注意が必要です。いきなり長文を書くのではなく、「目次(構成)」を意識して、①結論 → ②根拠・エピソード → ③学び・今後の活かし方 の順にまとめると、採用担当者が読みやすくなります。

最後に、提出前には必ず内容を見直しましょう。誤字脱字はもちろん、自己PRが「自慢話」になっていないか、企業視点で読むとどう見えるかを確認することが大切です。第三者に見てもらうと、自分では気づかない改善点も見えてきます。

自己PRは、自分を最も効果的に伝えるプレゼンテーションです。準備を怠らず、誠実さと具体性を心掛けることで、あなたの魅力がしっかり伝わる文章になります。

【新卒】アルバイト経験を伝える自己PR例文

私の強みは、現状をより良くするために主体的に行動できる積極性です。
飲食店でのアルバイトにおいて、新規顧客の獲得が課題となっていました。
私は、店のSNSアカウントの活用が不十分である点に着目し、店長に週替わりメニューの写真投稿と、フォロワー限定クーポンの発行を提案しました。
許可を得てからは、写真の見栄えを工夫し、お客様が来店したくなるようなコメントを添えて毎日投稿を続けた結果、SNS経由の来店客が3ヶ月で2倍に増加し、売上向上に貢献できました。

この経験で培った課題発見力と行動力を活かし、貴社においても常に改善意識を持って業務に取り組み、事業の成長に貢献したいと考えております。

【新卒】ゼミや研究活動での経験を伝える自己PR例文

私の強みは、目標達成のために周囲を巻き込みながら積極的に行動できる点です。
大学のゼミで地域活性化に関する共同研究を行った際、当初はメンバー間の意見がまとまらず、調査が停滞していました。
私はこの状況を打開するため、各自の意見を図解して論点を整理する議論の場を設け、全員が納得できる調査の方向性を主体的に導き出しました。
また、地域住民へのヒアリング調査では、私が率先してアポイントメントを取り、他のメンバーが質問しやすい雰囲気を作りました。

結果、質の高いデータを集めて研究を成功させることができました。
この経験のように、貴社でもチームの一員として積極的に働きかけ、目標達成に貢献します。

【新卒】部活動やサークル活動での経験を伝える自己PR例文

私の強みは、困難な目標にも果敢に挑戦する積極性です。
高校時代から続けてきたバスケットボール部で、チームは万年県大会一回戦敗退という状況でした。
私はこの状況を打開したいと考え、キャプテンとして練習メニューの改革を監督に提案しました。
具体的には、対戦相手の試合映像を分析し、相手の弱点を突くための実践的な練習を導入しました。

当初は反対意見もありましたが、練習の意図を丁寧に説明し続けた結果、チームの士気が高まり、最終的には県大会ベスト8という部活創設以来の快挙を成し遂げました。
この経験で培った目標達成への強い意志と行動力を、貴社の業務においても発揮したいです。
留学経験で得た粘り強さも活かせると考えております。

【転職】業務改善に取り組んだ経験を伝える自己PR例文

私の強みは、課題を発見し、解決に向けて主体的に行動できる積極性です。
前職の営業事務では、毎月の請求書発行業務に多くの手作業が発生し、非効率であると感じていました。
そこで私は、業務フロー全体を見直し、RPAツールの導入を上司に提案しました。
ツールの選定から導入、そしてメンバーへの操作方法のレクチャーまでを主導した結果、月間約20時間の作業時間削減に成功しました。

これにより、チーム全体がより付加価値の高い業務に集中できる環境を構築できました。
この経験で培った課題解決力と実行力を、貴社の業務効率化や生産性向上に活かしたいと考えております。

【転職】未経験の業務に挑戦した経験を伝える自己PR例文

私の強みは、未知の分野にも臆することなく飛び込み、知識やスキルを積極的に吸収する姿勢です。
現職で新規事業の立ち上げメンバーに選ばれた際、私にとって未経験のWebマーケティングを担当することになりました。
当初は知識が全くありませんでしたが、専門書を読み込むだけでなく、自ら外部セミナーに参加し、専門家とのネットワークを構築しました。

そこで得た知見を基にWebサイトの改善案を企画・実行し、3ヶ月で問い合わせ件数を1.5倍に増やすことができました。
この経験から、新しい環境に迅速に適応し、成果を出すための行動力を身につけました。
今回の転職においても、この挑戦する姿勢を活かし、一日も早く貴社に貢献します。

あなたの魅力をさらに引き出す!積極性の言い換え表現

「積極性」という言葉は自己PRで頻繁に使われるため、他の応募者の中に埋もれてしまう可能性があります。
自身の強みをより具体的に、そして印象的に伝えるためには、経験や人柄に合わせた言い換え表現を用いることが有効です。

例えば、自ら考えて行動した経験をアピールしたい場合は「主体性」、目標に向かってすぐに行動に移せる点を強調したい場合は「行動力」といった言葉を選ぶことができます。
ここでは、あなたの魅力をさらに引き出すための言い換え表現をいくつか紹介します。

自ら考えて行動できる「主体性」

「主体性」は、誰かの指示を待つのではなく、自らの意思と判断に基づいて責任を持って行動する姿勢を指します。
この言葉は、単に積極的に行動するだけでなく、その行動の背景にしっかりとした目的意識や課題認識があることを示唆します。
例えば、「チームの課題解決のために、自分が何をすべきかを考え、新しい役割を自ら買って出た」といったエピソードは、主体性をアピールするのに適しています。

自分で課題を見つけ、解決のために率先して動いた経験を伝えることで、当事者意識の高さと自律性を効果的に示すことができるでしょう。

目標達成のために行動を起こす「行動力」

「行動力」は、目標や計画を実現するために、躊躇せずスピーディーに行動に移す力を指します。
評論家で終わるのではなく、まずやってみるという姿勢や、フットワークの軽さをアピールしたい場合に効果的な表現です。

例えば、「新規顧客開拓という目標に対し、机上で計画するだけでなく、即座にリストを作成し100件のテレアポを実行した」といったエピソードが挙げられます。
思考を行動に移し、具体的な結果や変化を生み出した経験を語ることで、目標達成意欲の高さと実行力を強く印象づけることが可能です。
この行動力は多くの職場で評価されます。

困難なことにも果敢に挑む「チャレンジ精神」

「チャレンジ精神」は、現状に満足せず、より高い目標や未経験の分野、困難な課題に対して意欲的に挑戦する姿勢を示す言葉です。
前例のない取り組みや、周りがためらうようなことにも率先して取り組んだ経験をアピールする際に最適です。

例えば、成果が出るか分からない新規プロジェクトに自ら手を挙げた経験や、語学力向上のために海外留学を決意し、現地で多様な文化を持つ人々と交流した経験などがこれにあたります。
失敗を恐れずに新しい価値を創造しようとする姿勢は、企業の成長に貢献できる人材として高く評価されます。

これは避けたい!積極性の評価を下げるNG例

積極性は多くの企業で求められる資質ですが、そのアピールの仕方を誤ると、自己PRが逆効果になってしまうことがあります。
意欲を伝えようとするあまり、かえって評価を下げてしまうケースは少なくありません。
特に面接の場では、言葉の選び方やエピソードの内容が、採用担当者の印象を大きく左右します。

ここでは、積極性をアピールする際に避けるべきNG例を具体的に解説し、マイナス評価につながる落とし穴を未然に防ぐためのポイントを説明します。

具体的なエピソードがなく抽象的な内容になっている

私には積極性があります。何事にも前向きに取り組みます」といったように、主張だけで具体的な根拠が伴わない自己PRは、採用担当者に全く響きません。
強みを裏付けるエピソードがなければ、その言葉に説得力は生まれず、口先だけだと思われてしまう可能性があります。
どのような状況で、何を課題と感じ、自らがどのように考えて行動したのか、そしてその結果どうなったのか、という一連の流れを具体的に語ることが不可欠です。

自身の経験を詳細に振り返り、客観的な事実に基づいたエピソードを準備しておく必要があります。

自己中心的な印象や協調性の欠如を懸念させてしまう

積極性をアピールするエピソードが、周りへの配慮を欠いた独善的な行動に見えてしまうと、「自己中心的」「協調性がない」というマイナスの印象を与えかねません。
例えば、部活などのチーム活動において、自分の意見を押し通すことだけを強調してしまうと、チームワークを乱す人材だと判断される恐れがあります。

自分の考えを主張するだけでなく、異なる意見を持つメンバーとどのように議論し、合意形成を図ったのか、あるいはチーム全体の目標達成のためにどのように貢献したのか、という視点を盛り込むことで、組織の一員として機能できる協調性を併せて示すことが重要です。

エピソードから主体性が感じられない

行動したという事実を述べていても、その動機が「先生に言われたから」「先輩に勧められたから」といった他者からの指示である場合、それは主体的な積極性とは評価されません。
採用担当者が知りたいのは、自らの意思で課題を発見し、解決に向けて行動を起こした経験です。

なぜその行動が必要だと考えたのか、という自身の問題意識や目的意識が伝わらなければ、単に指示待ちで動いただけ、あるいは周りに流されただけと見なされてしまいます。
行動の背景にある「自分自身の考え」を明確に説明することで、初めて主体的な行動力として認められます。

まとめ:あなただけのエピソードで積極性をアピールしよう

積極性は、就職や転職活動において強力な武器となる資質ですが、その魅力を最大限に伝えるためには、伝え方が極めて重要です。
単に「積極的です」と述べるだけでは不十分であり、その言葉を裏付ける、あなただけの具体的なエピソードが不可欠となります。
これまでの経験を丁寧に振り返り、どのような状況で課題意識を持ち、どのように主体的に行動し、結果として何を生み出したのかを整理しましょう。

自分自身の言葉で、そのプロセスを生き生きと語ることで、あなたの積極性は単なる言葉ではなく、説得力を持った強みとして採用担当者に伝わります。

積極性は、就活や転職の面接・履歴書・職務経歴書で高く評価される長所の一つです。企業は「自ら行動し、周囲を巻き込みながら成果を出せる人」を求めています。面接や応募書類では、単に「行動力があります」「積極的に取り組みます」と述べるだけではなく、具体的なエピソードを交えて伝えることが重要です。

たとえば、新卒の場合は大学やアルバイトでの経験を例に、「販売の現場で自ら声掛けを行い、チームの売上目標達成に貢献した」など、主体的な行動を具体的に示しましょう。転職の場合は、職務経歴書で「新しい業務に果敢にチャレンジし、改善提案を行った結果、業務効率が20%向上した」と数値を盛り込むとより効果的です。

また、看護や事務職のようにチームワークが重視される職種では、「自ら動く姿勢」+「チームに貢献する姿勢」をアピールポイントにすると印象が良くなります。複数人で行う業務の中で、どのように自ら考え、周囲に良い影響を与えたかを明確に伝えると、面接官に主体性と協調性の両面が伝わります。

言い換えの工夫も効果的です。「積極性」は「行動力」「チャレンジ精神」「前向きな姿勢」といった表現に変えることで、文章に自然な変化がつきます。AIツールやキャリア系サイト(例:マイナビ転職、エージェントボックスなど)を活用して、複数の表現例を研究するのもおすすめです。

作成時のポイントとして、①結論→②具体例→③結果・学びの順でまとめると、文章がわかりやすくなります。「自分の行動がどんな成果を生んだか」「その経験を今後どう活かせるか」を盛り込むことで、企業とのマッチ度が高まり、内定につながる自己PRになります。

積極性はどんな職種にも通用する基本的な強みです。果敢に行動し、結果を出した経験を整理して、自信をもって伝えましょう。

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