退職届の封筒のタイトルは?|書き方・選び方から郵送マナーまで解説
退職届の封筒のタイトルは?|書き方・選び方から郵送マナーまで解説
退職届を提出する際は、封筒の選び方から書き方、渡し方、郵送時のマナーに至るまで、一連のビジネスマナーを押さえる必要があります。タイトルにある「退職届」という重要な手続きを円滑に進め、円満退社を実現するためにも、細かな作法まで理解しておくことが大切です。
この記事では、タイトルが示すテーマに沿って、退職届の封筒に関する基本ルールや注意点を整理し、準備から提出までの流れを分かりやすく解説します。タイトルを確認しながら読み進めることで、退職届に関する不安や疑問を解消できる内容となっています。
退職届の封筒準備で押さえておきたい基本マナー
退職届を作成する前に、まずは会社の就業規則を確認することが最も重要です。
会社によっては、退職届用のテンプレートや指定のフォーマット、提出方法に関する独自のルールが定められている場合があります。
会社の決まりがある場合は、一般的なマナーよりもそちらを優先して従う必要があります。
自己判断で作成を進めてしまうと、後から作り直しを指示されるなど、手続きが滞る原因になりかねません。
特別な決まりがないことを確認した上で、一般的なマナーに沿って準備を進めるようにしましょう。
退職届に適した封筒の選び方【色・サイズ】
退職届を入れる封筒は、中身の書類と同様に、提出相手への敬意を示す重要な要素です。
適切な封筒を選ぶことは、社会人としてのマナーの基本であり、第一印象を左右します。
封筒の選び方で特に注意すべきポイントは「色」と「サイズ」の2点です。
フォーマルな書類にふさわしい色や、退職届の用紙の大きさに合ったサイズの封筒を用意する必要があります。
ここでは、それぞれの選び方について具体的に解説します。
封筒の色は郵便番号枠のない白無地が基本
退職届を入れる封筒の色は、白を選ぶのが基本マナーです。
特に、郵便番号の印刷枠がない白無地の封筒が最もフォーマルで適しています。
白色は清潔感やフォーマルな印象を与え、改まった場面で用いられるのが一般的です。
一方で、茶封筒は社内での事務連絡や請求書の送付など、日常的な業務で使われることが多く、退職届のような重要書類にはふさわしくないとされています。
柄が入っているものやキャラクターがデザインされたものは、ビジネスシーンでは不適切なので避けましょう。
無地の白い封筒を選ぶことで、礼儀正しい印象を与えられます。
透けにくい二重封筒を選ぶとより丁寧な印象になる
退職届は、提出日や氏名といった個人情報を含む重要な書類です。
そのため、封筒の外から中身が透けることのないよう配慮が求められます。
一般的な一重の封筒では、光の加減によっては中の文字が透けて見えてしまう可能性があります。
こうした事態を避けるために、封筒の内側にもう一枚紙が貼られている「二重封筒」を選ぶことをおすすめします。
二重封筒は中身が透ける心配がないだけでなく、厚みがあるため丈夫で、より丁寧でしっかりとした印象を与えます。
必須ではありませんが、細やかな配慮を示すために可能な限り二重封筒を選ぶと良いでしょう。
用紙のサイズに合わせて長形3号か長形4号を用意する
封筒の大きさは、中に入れる退職届の用紙サイズに合わせて選びます。
一般的に、退職届の用紙はA4サイズまたはB5サイズで作成されます。
A4サイズの用紙を三つ折りにした場合、長形3号の封筒が最適なサイズです。
一方、B5サイズの用紙を三つ折りにした場合は、長形4号がぴったりと収まります。
紙のサイズに対して封筒が大きすぎたり小さすぎたりすると、不格好に見えてしまいます。
自分が作成した退職届の用紙サイズを確認し、それに合った長形3号か長形4号の封筒を準備しましょう。
【見本あり】退職届を入れる封筒の正しい書き方
退職届の封筒は、表面と裏面にそれぞれ決まった内容を記入する必要があります。
見本や例を参考に、正しい書き方を事前に確認しておきましょう。
文字は縦書きで記載するのが基本で、手書きで丁寧に仕上げます。
パソコンで印刷した宛名ラベルを貼る方法は、正式な書類では避けるべきです。
会社によっては指定のテンプレートやフォーマットがある場合もありますが、ない場合は一般的なマナーに沿って記載します。
ここでは、封筒に書く内容と筆記用具について解説します。
使用する筆記用具は黒のボールペンか万年筆が適切
退職届の封筒に文字を記入する際の筆記用具は、黒色のボールペンか万年筆を使用するのが適切です。
インクの色は必ず黒を選び、青やその他の色は避けましょう。
鉛筆やシャープペンシル、摩擦で消せるタイプのボールペンは、修正が容易であるため公的な書類には使用できません。
また、サインペンや筆ペンは、文字がにじんだり、太くなりすぎたりして品位を損なう可能性があるため、使用しない方が無難です。
インクが乾いてから封筒に触れるようにし、文字がかすれたりこすれたりしないよう注意しながら、読みやすく丁寧な字で書きましょう。
表面の中央にタイトルの「退職届」と大きめに記載する
封筒の表面には、タイトルとして扱われる「退職届」を、中央よりやや上の位置に縦書きで記載します。
このタイトル文字は、中の書類本文よりも少し大きめに書くことで、封筒全体のバランスが整い、正式な書類であることが分かりやすくなります。
退職届は直属の上司に直接手渡しするのが基本であるため、封筒表面のタイトル部分には宛名を記載しません。
あくまで「退職届」というタイトルのみを明確に示すのが一般的な書き方です。
ただし、会社から宛名を書くよう指示があった場合や、郵送で提出する場合は、その指示を優先してください。
その際も、封筒の主となるタイトルは「退職届」であることを意識して配置します。
さらに丁寧な印象を与えたい場合は、タイトルの左下に赤字で「親展」と添えることもあります。
この表記は、「このタイトルの書類は宛名本人に開封してほしい」という意味を持ち、配慮のある対応として受け取られます。
裏面の左下に所属部署と氏名をフルネームで書く
封筒の裏面には、誰が提出した書類であるかを明確にするため、自分の所属部署と氏名を記載します。
封筒の継ぎ目の左側、中央より下の位置に、所属部署の正式名称と役職、そして自分の氏名をフルネームで縦書きで記入します。
文字の大きさは、表面に書いた「退職届」という文字よりも一回り小さくするとバランスが整います。
書き損じてしまった場合は、修正テープや修正液は使用せず、新しい封筒に書き直すのがマナーです。
事前に鉛筆で薄く下書きをしてから清書すると、失敗を防ぎやすくなります。
退職届の正しい折り方と封筒への入れ方
退職届の用紙を折る際や、封筒に入れる際にも、相手への配慮を示すためのマナーがあります。
書類の折り方や封筒への入れ方は、受け取った相手がスムーズに中身を確認できるかどうかに影響します。
単に封筒に入れれば良いというわけではなく、定められた手順に沿って丁寧に行うことが大切です。
ここでは、退職届用紙のきれいな三つ折りの方法と、封筒に入れる際の正しい向きについて解説します。
用紙は下から上へ折り上げるきれいな三つ折りにする
退職届の用紙は、三つ折りにするのが一般的なマナーです。
まず、書類の表題「退職届」が書かれた面を上にして机に置きます。
次に、用紙の下側3分の1を、中央の線に合わせて上方向へ折り上げます。
続いて、上側の残りの3分の1を、先に折った部分に重なるように下方向へ折りたたみます。
この順で三つ折りにすることで、受け取った相手が封筒から取り出して開いた際に、最初に「退職届」という表題が目に入る形になります。
折り目を付ける際は、定規などを当てるとずれずにきれいに仕上がります。
封筒の裏側から見て書き出しが右上にくる向きで封入する
三つ折りにした退職届を封筒に入れる際の向きにも、正しい作法があります。
封筒の裏面(自分の署名を書いた側)を手前に向け、その状態で封入作業を行います。
三つ折りにした退職届の書き出し部分、つまり「退職届」という表題が書かれている部分が、封筒の右上にくるように入れます。
この向きで封入することにより、受け取った相手が封筒の裏側から開封した際に、書類を取り出して広げるとすぐに正しい向きで読み始めることができます。
相手への細やかな気配りを示すための重要なマナーです。
のりでしっかりと封をして「〆」マークを記入する
退職届を封筒に入れた後は、フラップ(封筒のふた)を閉じてしっかりと封をします。
このとき、セロハンテープやホッチキスを使用するのはマナー違反です。
液体のりやスティックのり、または両面テープを使って丁寧に貼り合わせましょう。
のりがはみ出さないように注意し、封をします。
その後、封じ目の中央に黒いペンで「〆」という封字を記入するのを忘れないようにしましょう。
「〆」マークは、途中で誰にも開封されていないことを示す印であり、重要書類を封かんする際のマナーです。
これにより、退職届を丁寧に取り扱っている姿勢を示せます。
退職届の提出方法|手渡しと郵送それぞれのマナー
作成した退職届の提出方法は、原則として直属の上司にアポイントを取った上で、直接手渡しするのが基本的なマナーです。
しかし、体調不良や勤務地の都合など、やむを得ない事情で直接渡すことが難しい場合も考えられます。
その場合は、事前に上司の許可を得た上で郵送するという選択肢もあります。
ここでは、手渡しと郵送、それぞれのケースにおける正しい出し方と注意すべきマナーについて解説します。
上司へ直接手渡しする場合の当日の流れと注意点
退職届を手渡しする際は、事前に上司のスケジュールを確認し、「ご相談したいことがあります」などと伝えて、業務時間外に二人きりになれる時間と場所を確保してもらいます。
会議室など、他の社員の目に触れない場所が望ましいです。
当日は、封筒をそのまま持参するのではなく、汚れや折れを防ぐためにクリアファイルに入れます。
渡す際には、まず感謝の気持ちと退職の意向を改めて口頭で伝えます。
そして、上司が文字を読める向きに封筒を向けて、「こちらが退職届です。お納めください」といった言葉を添え、両手で静かに差し出します。
やむを得ず郵送で提出する場合の正しい送り方
やむを得ない事情で退職届を郵送する場合は、まず上司に電話などで連絡し、郵送での提出を許可してもらうのが第一です。
了承を得たら、退職届を入れた封筒を、さらに一回り大きな郵送用の封筒に入れて送付します。
外側の封筒の宛名は、会社の然るべき部署の責任者宛てに、部署名、役職、氏名を正確に記載します。
表面の左下には赤字で「親展」と書き、裏面には自分の住所と氏名を明記しましょう。
郵送方法は、配達記録が残る「特定記録郵便」や、手渡しで配達される「簡易書留」で送ると、会社に届いたことを確認できるため安心です。
郵送時には送付状(添え状)を同封するのが望ましい
退職届を郵送する際には、送付状を同封するのがビジネスマナーとして望ましいです。
送付状とは、誰が誰宛に、何の書類を同封したのかを伝えるためのものです。
内容は、拝啓などの頭語から始まり、時候の挨拶、退職の挨拶、同封書類が退職届である旨を簡潔に記載し、敬具で締めます。
用紙はA4サイズの白い紙を使用し、パソコンで作成して問題ありません。
封筒に入れる際は、送付状が一番手前にくるようにし、その次に退職届を重ねます。
郵便料金が不足しないよう、事前に重さを確認し、適切な額の切手を貼ることも忘れないようにしましょう。
退職届の封筒に関するよくある質問
退職届の封筒を用意するにあたり、基本的なマナー以外にも細かな疑問が生じることがあります。
例えば、退職願の場合でも同じ封筒で良いのか、100円ショップで購入した封筒でも問題ないのか、といった点です。
ここでは、退職届の封筒に関して多くの人が抱きがちな質問とその回答をまとめました。
提出前の最終確認として、これらのよくある質問を参考にし、不安や疑問を解消しておきましょう。
退職届の封筒に茶封筒を使っても問題ありませんか?
避けるのが無難です。
茶封筒は事務連絡など日常業務で使われることが多く、退職届のような改まった重要書類には不向きとされています。
ビジネスマナーに欠けると判断される可能性もあるため、可能な限り郵便番号枠のない白無地の封筒を使用しましょう。
100円ショップで買った封筒でも失礼にあたりませんか?
問題ありません。
100円ショップで販売されているものでも、白無地で郵便番号枠がなく、中身が透けにくい二重封筒など、マナーに沿ったものであれば使用して差し支えありません。
購入場所や価格よりも、規定に合った適切な封筒を選ぶことが重要です。
上司に手渡しする際、封をしない方が良いというのは本当ですか?
基本的には封をして渡すのが正式なマナーです。
上司がその場で中身を確認する場合に備え、封をしない方が親切という考え方もありますが、退職届は重要な信書ですので、しっかりと封をして「〆」マークを記入します。
会社から封をしないようにとの指示がない限り、封かんは不要ではありません。
まとめ
退職届の封筒に関する一連のマナーは、社会人としての常識や相手への配慮を示す上で非常に重要です。
封筒は郵便番号枠のない白無地を選び、可能であれば中身が透けない二重タイプを用意します。
表面には「退職届」、裏面には所属部署と氏名を黒のペンで丁寧に記載し、用紙はきれいな三つ折りにして正しい向きで封入します。
提出方法は直属の上司への手渡しが原則ですが、郵送する場合は添え状を同封するなど、より丁寧な対応を心がける必要があります。
これらのポイントを確実に押さえることが、円満な退職につながります。
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