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インターンシップ志望動機の書き方と例文|400字で通過するコツ
BE GOOD編集部
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インターンシップ志望動機の書き方と例文|400字で通過するコツ

インターンシップの志望動機は、就活の第一歩として、履歴書やエントリーシート(ES)、面接で必ず問われる重要な項目です。
採用担当者は、動機の内容から参加意欲や自社との相性を見極めています。
この記事では、選考を通過するインターンシップの志望動機の書き方を、具体的な例文を交えながら解説します。

特に多くの企業で求められる400字で効果的にアピールする構成やポイントを押さえ、自分ならではの志望動機を作成しましょう。

企業はなぜインターンシップで志望動機を聞くのか?

企業がインターンシップで志望動機を質問するのには、明確な理由があります。
それは、学生の参加意欲の高さや、自社の企業理念や文化に合う人材かを見極めるためです。
また、文章の構成力や表現力といった、社会人としての基礎的なスキルを確認する意図も含まれています。

志望動機は、単なる作文ではなく、企業と学生の最初の重要なコミュニケーションの機会と捉え、その背景にある企業の意図を理解した上で作成することが求められます。

インターンシップで志望動機を聞くのは学生の参加意欲や熱意を測るため

企業は、インターンシップのプログラムを企画・運営するために、多くの時間とコスト、社員の労力を投じています。
そのため、貴重な機会を有効に活用してくれる、意欲の高い新卒学生に参加してほしいと考えています。
志望動機は、学生がどれだけその企業のインターンシップに参加したいと真剣に考えているか、企業の中身や内容を調べているかを測るための重要な指標となります。

「なぜ他の企業ではなく、うちのインターンシップなのか」という問いに対して、具体的な理由や目的を考えて述べられる新卒学生は、熱意があると評価されます。
インターンシップのプログラム内容を深く理解し、主体的に学ぼうとする姿勢を示すことが、参加意欲の高さをアピールすることにつながります。
最終的にはインターンシップを経由して入社してくれるか入社後活躍してくれるかも期待している為志望動機を確認します。

インターンシップで動機を聞くのは企業の文化や価値観に合うか見極めるため

インターンシップは企業にとって学生との早期接触の機会であり、自社の文化や価値観に合う人材を見つけるための場でもあります。
企業は能力やスキルだけでなく、社風や雰囲気に馴染み、社員と同じ方向を向いて働ける人材を求めています。
志望動機の中で、企業のどのような理念やビジョンに共感したのか、また、説明会などで感じた社員の雰囲気など、具体的なエピソードを交えて語ることで、企業文化への理解度とマッチ度の高さを示せます。

書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」と使い分けるなど、基本的なビジネスマナーを守りつつ、企業の価値観を理解している姿勢を見せることが重要です。

インターンシップで志望動機を聞くのは論理的な思考力や文章力を確認するため

志望動機は、内容そのものだけでなく、文章の構成や表現からも学生の能力が評価されます。
採用担当者は、結論から述べ、具体的な根拠を示し、最後にまとめるという論理的な文章が書けているかを見ています。
これは、入社後に報告書作成やプレゼンテーションなどを行う上で必須となる論理的思考力の有無を判断するためです。

また、誤字脱字がなく、正しい敬語が使えているかといった基本的な文章力も、社会人としての素養を判断する材料となります。
分かりやすく、かつ説得力のある文章を作成する能力は、仕事を進める上でのコミュニケーション能力の高さを示すことにもなります。

採用担当者に響く志望動機を作成するための3つの事前準備

採用担当者の心に響く、説得力のある志望動機を作成するためには、いきなり書き始めるのではなく、入念な事前準備が不可欠です。
まずは「自己分析」「企業研究」「目的の具体化」という3つのステップを踏むことで、志望動機の骨子を固めます。

業界研究で得た知識や、説明会で感じた企業の雰囲気なども参考にしながら、自分だけのオリジナルな志望動機を作成するための土台を築きましょう。
この準備が、内容の深さと説得力を大きく左右します。

自分の強みや価値観を言語化する自己分析

自己分析は志望動機を作成する上での土台となります。
まず、大学での学業やゼミ活動、サークル、アルバイトといったこれまでの経験を振り返り、何にやりがいを感じ、どのような場面で力を発揮できたかを洗い出します。
その経験を通して得られたスキルや自身の強み、そして形成された価値観を具体的な言葉で表現する作業が重要です。

例えば、「アルバイトでの経験から、多様な人と協力して目標を達成することに喜びを感じる」といった形で言語化します。
なぜその企業のインターンシップに興味を持ったのかを、自分自身の内面と結びつけることで、志望動機に一貫性と説得力を持たせることができます。

なぜその企業でなければならないかを明確にする企業研究

企業研究の目的は、数ある企業の中から「なぜこの企業なのか」を自分の言葉で説明できるようにすることです。
企業の公式ウェブサイトや採用ページ、IR情報、ニュースリリースなどを読み込み、事業内容や企業理念、歴史、そして今後の事業戦略などを深く理解します。
さらに、同業他社との比較を行い、その企業ならではの強みや独自性を見つけ出すことが重要です。

企業研究を通じて、その企業で働くイメージを具体的に膨らませることで、「貴社の〇〇という点に魅力を感じた」というありきたりな表現ではなく、自分なりの解釈や具体的な共感ポイントを志望動機に盛り込めるようになります。

インターンシップで何を得たいのか目的を具体化する

インターンシップへの参加目的を具体的に設定することは、意欲の高さを示す上で非常に重要です。
「何かを学びたい」「成長したい」といった漠然とした目的ではなく、「貴社の〇〇という業務を通じて、△△のスキルを身につけたい」「顧客の課題解決プロセスを実体験したい」のように、プログラム内容と結びつけて具体化します。

特に長期インターンシップでは、より明確な目標設定が求められます。
この目的を明確にすることで、インターンシップの経験を自身のキャリアプランの中でどう位置づけているのかを示すことができ、計画性や主体性をアピールすることにもつながります。

選考を通過する志望動機の基本的な構成【4ステップ】

選考を通過する志望動機には、伝わりやすい基本的な構成が存在します。
PREP法を参考に、「結論→理由→具体例→貢献意欲」という流れで組み立てるのが効果的です。
この構成に沿って書くことで、採用担当者が内容を理解しやすく、論理的で説得力のある文章を作成できます。

これから紹介する4つのステップを意識することで、誰でも分かりやすい志望動機を作成することが可能になります。

【ステップ1】インターンシップに参加したい理由を最初に述べる

文章の冒頭では、まず結論として「なぜこのインターンシップを志望する理由」を簡潔に述べます。
採用担当者は数多くのエントリーシートに目を通すため、最初に要点を伝えることで、書き手が何を伝えたいのかをすぐに理解できます。
例えば、「貴社の〇〇という独自の技術を用いて社会課題の解決に貢献する事業内容に強く惹かれ、その開発プロセスを肌で感じたいと考え、インターンシップへの参加を志望します」のように、企業のどの点に魅力を感じ、何をしたいのかを明確に示しましょう。

この一文で、以降に続く文章の方向性が決まります。

【ステップ2】理由を裏付ける具体的なエピソードを示す

次に、ステップ1で述べた志望理由に説得力を持たせるため、自身の経験に基づいた具体的なエピソードを記述します。
なぜそのように考えるようになったのか、きっかけとなった出来事や経験を具体的に語ることで、志望動機にオリジナリティと深みが生まれます。
例えば、大学での研究活動、サークルでの役割、アルバイトでの課題解決経験などを引用し、自身の強みや価値観がどのように形成されたかを示します。

インターンシップを通してその経験をどう発展させたいかにつなげることで、過去の経験と未来への展望が一貫したストーリーとして採用担当者に伝わります。

【ステップ3】インターンシップで学びたいことや挑戦したいことを伝える

企業のウェブサイトや募集要項でインターンシップのプログラム内容を十分に理解した上で、具体的に何を学び、どのようなことに挑戦したいのかを述べます。
単に「多くのことを学びたい」とするのではなく、「〇〇部門のマーケティング業務において、市場調査から企画立案までのプロセスを体験したい」や「営業職の社員の方に同行し、顧客との信頼関係構築のスキルを学びたい」など、具体的な業務内容に触れることが重要です。

これにより、企業研究をしっかり行っていることと、参加への高い意欲をアピールすることができます。

【ステップ4】プログラムで得た経験を将来どう活かすかをアピールする

志望動機の締めくくりとして、インターンシップで得られるであろう経験や学びを、自身の将来のキャリアにどう活かしていきたいかを述べます。
これは、インターンシップを単なる「体験」で終わらせるのではなく、自己成長や企業への貢献につなげようとする長期的な視点を持っていることを示すために重要です。

例えば、「この経験を通じて得た知見を活かし、将来的には貴社の一員として〇〇の分野で貢献したいです」といった形で締めくくり、入社意欲や本選考への意識をアピールします。
最後の一文で、将来性への期待感を抱かせることがポイントです。

【400字】インターンシップ志望動機の例文集

ここからは、インターンシップの志望動機の具体的な例文を紹介します。
多くの企業で文字数として指定されることが多い400字前後を想定し、「業界別」と「アピールしたいこと別」の2つの切り口で構成しました。

これらの例を参考にすることで、志望動機に盛り込むべき要素や文章の組み立て方が具体的にイメージできるはずです。
ただし、例文をそのまま使うのではなく、自身の経験や言葉に置き換え、オリジナリティのある志望動機を作成するためのヒントとして活用してください。

業界別の志望動機例文5選

業界によって事業内容や求められる人物像は大きく異なります。
そのため、志望動機も業界の特性に合わせて作成することが重要です。

ここでは、IT・通信、メーカー、金融、商社、広告・マスコミという主要5業界の例文を紹介します。
各業界のビジネスモデルや働き方の特徴を理解し、なぜその業界、そしてその企業でなければならないのかを明確に伝えることがポイントです。
これらの例文は、夏インターンだけでなく、秋や冬インターンの選考においても十分応用できます。

IT・通信業界の例文

貴社の「テクノロジーで人々の生活を豊かにする」というビジョンに深く共感し、最先端のIT技術が社会に与える影響を現場で学びたいと考え、本インターンシップを志望します。
大学では情報科学を専攻し、特に機械学習を用いた画像認識技術の研究に力を入れています。
この研究活動で培ったプログラミングスキルと論理的思考力を、実際のサービス開発でどのように活かせるのか試したいです。

インターンシップでは、貴社のエンジニアの方々と共に、〇〇サービスの開発に携わり、チームでの開発プロセスや課題解決のアプローチを肌で感じたいです。
この経験を通じて、ユーザーに真の価値を提供する技術者としての視点を養い、将来は貴社の事業発展に貢献できる人材になりたいです。

メーカー(食品・化学など)の例文

人々の暮らしの根幹を支える「ものづくり」に携わりたいという強い思いがあり、特に化学技術を基盤に、食品から医療まで幅広い分野で社会に貢献している貴社に魅力を感じています。
大学では有機化学を専攻しており、機能性素材の研究を通じて、一つの技術が多様な製品に応用される面白さを実感しました。
貴社のインターンシップでは、生産技術部門において、製品が世に出るまでの品質管理や製造プロセスの最適化について学びたいです。

富士フイルムのように、時代に合わせて事業を変化させてきた貴社で、製造業の根幹を支える責任感と技術者としての探求心を体感したいです。
この経験を活かし、将来的には人々の生活をより良くする製品開発に貢献したいです。

金融業界(銀行・保険など)の例文

人々の人生における重要な決断をサポートし、長期的な信頼関係を築く仕事に魅力を感じ、金融業界を志望しています。
中でも、地域社会に深く根差し、お客様一人ひとりと真摯に向き合う姿勢を貫く貴行の理念に強く共感しました。
大学のゼミで地域経済について研究した際、貴行が地域の中小企業に対して積極的に支援を行っている事例を知り、金融が持つ社会的な役割の大きさを実感しました。

インターンシップでは、営業の現場に同行させていただき、お客様が抱える課題をどのように引き出し、最適なソリューションを提案していくのかを間近で学びたいです。
金融のプロに求められる傾聴力と提案力を身につけ、将来は貴行の一員として地域社会の発展に貢献したいです。

商社業界の例文

世界中の多様な文化や価値観を持つ人々と協働し、新たな価値を創造するダイナミックな仕事に挑戦したいと考え、総合商社業界を志望しています。
特に貴社が、伝統的なトレーディング機能に加え、事業投資を通じて各国の産業育成に貢献している点に強い関心があります。
学生時代に留学した際、文化や言語の壁を乗り越えてチームでプロジェクトを成功させた経験があり、多様な関係者を巻き込みながら目標を達成することに大きなやりがいを感じました。

インターンシップでは、社員の方々と共に実際の案件に携わり、複雑な課題に対して多角的な視点からアプローチする商社のビジネスを体感したいです。
自らの強みである行動力と異文化理解力を発揮し、貴社の事業に貢献したいです。

広告・マスコミ業界の例文

世の中に新たな視点や感動を提供し、人々の心を動かすコミュニケーションを創造したいという思いから広告業界を志望しています。
数ある広告会社の中でも、デジタル領域における革新的なアプローチで常に業界をリードし、社会に大きなインパクトを与え続ける貴社に魅了されています。
大学ではマーケティングのゼミに所属し、SNSを活用したプロモーション企画を立案・実行しました。

この経験から、ターゲットのインサイトを深く洞察し、最適なメディアを通じてメッセージを届けることの面白さと難しさを学びました。
インターンシップでは、実際の広告企画のプロセスに参加し、アイデアを論理的に構築し、形にしていく過程を体感したいです。
貴社の社員の方々の発想力や戦略的思考を学び、将来は人々の心を動かすマーケターとして活躍したいです。

アピールしたいこと別の志望動機例文4選

志望動機では、業界への興味だけでなく、自身の特性や価値観など、様々な切り口でアピールすることが可能です。
ここでは、「企業の事業内容や理念への共感」「自身の強みや専門知識」「スキルアップや自己成長への意欲」「企業の社風や働く人」という4つの視点から例文を紹介します。

特に、専門知識が求められる業界や職種に未経験で挑戦する場合でも、これらの切り口を活用することで、自身のポテンシャルや熱意を効果的に伝えることができます。

企業の事業内容や理念への共感を伝える例文

貴社の「テクノロジーの力で、地域社会の課題を解決する」という企業理念に深く共感し、インターンシップを志望します。
私は生まれ育った地元に強い愛着があり、将来は地域貢献に繋がる仕事がしたいと常々考えてきました。
貴社が展開する〇〇事業が、私の地元の活性化に大きく貢献していることを知り、ビジネスを通じて社会課題を解決するアプローチに感銘を受けました。

大学では地域創生について学んでおり、フィールドワークを通じて地域のニーズを直接ヒアリングした経験があります。
インターンシップでは、地域住民の声をどのように事業に反映させていくのか、そのプロセスを実践的に学びたいです。
この経験を通して、ビジネスの視点から地域貢献を実現するための知見を深めたいです。

自身の強みや専門知識を活かしたいことを伝える例文

学生時代に3年間続けた接客業のアルバイトで培った「相手の潜在的なニーズを汲み取り、的確に提案する力」を、貴社のインターンシップでさらに磨きたいと考えています。
お客様との何気ない会話の中から課題や要望を引き出し、期待を超えるサービスを提供することにやりがいを感じてきました。
この経験は、お客様との深い信頼関係を第一に考える貴社の営業スタイルにおいて、必ず活かせると確信しています。

インターンシップでは、営業職の社員の方に同行させていただき、プロのヒアリングスキルや課題解決のための提案プロセスを間近で学びたいです。
自身の強みである傾聴力と提案力を実践の場で試し、貴社の事業に貢献できる可能性を体感したいと考えています。

スキルアップや自己成長への意欲を伝える例文

将来、組織の基盤を支える事務職として活躍するために、実践的な業務遂行能力と効率化の視点を身につけたいと考え、貴社のインターンシップを志望します。
貴社が全社的にDXを推進し、RPAなどを活用して積極的に業務効率化に取り組んでいる点に強い魅力を感じました。

大学のゼミでは、研究データの集計・分析を担当し、Excelのマクロ機能を用いて作業時間を半減させた経験があります。
この経験から、定型業務を効率化することの重要性を学びました。
インターンシップでは、事務職の社員の方々がどのように業務を管理し、改善しているのかを学びたいです。
実践的な業務を通じて、正確かつ迅速な処理能力を向上させ、組織全体に貢献できる人材へと成長したいです。

企業の社風や働く人に魅力を感じたことを伝える例文

貴社のインターンシップ説明会に参加した際、社員の方々が年齢や役職に関係なく活発に意見を交わし、チームとしての一体感を大切にされている雰囲気に強く惹かれました。
特に、プロジェクトについて語る社員の方の「困難な課題も、多様な専門性を持つチームでなら乗り越えられる」という言葉が深く印象に残っています。
私は大学で所属する航空業界を研究するサークルでリーダーを務め、多様な意見を持つメンバーをまとめ、一つの目標に向かってチームを導いた経験があります。

この経験から、チームで成果を出すことの重要性とやりがいを学びました。
貴社のような風通しの良い環境で、社会のインフラを支える鉄道事業のダイナミズムを体感し、自身の協調性を発揮しながら貢献したいです。

【文字数別】インターンシップ志望動機の例文と調整のコツ

インターンシップの志望動機は、エントリーシートの形式によって200字や400字、500字以上など、様々な文字数が指定されます。
指定された文字数に合わせて、伝えるべき情報の優先順位を考え、内容を適切に調整するスキルが求められます。

ここでは、文字数別の例文と、基本構成を維持しながら情報を要約したり、逆に肉付けしたりする際のコツを紹介します。
文字数が変わっても、最も伝えたい核となるメッセージが一貫していることが重要です。

200字で要点を簡潔にまとめる場合の例文

200字という短い文字数では、情報を詰め込みすぎず、要点を絞って簡潔にまとめることが求められます。
構成としては、「結論(志望理由)」と「理由を裏付ける最も重要な根拠」に絞り込み、最後に「インターンシップへの意気込み」を添えるのが効果的です。
具体的なエピソードは詳細に語らず、自身の強みや経験を端的に示します。
修飾語を極力削り、一文を短くすることを意識すると、200文字以内に収めやすくなります。

例文:
貴社の最先端技術で社会課題を解決する事業に魅力を感じ、インターンシップを志望します。
大学で学んだデータ分析の知識を活かし、ビジネスの現場でデータがどう活用されるかを体感したいです。
特に〇〇サービスに興味があり、その開発プロセスを間近で学びたいです。
インターンシップを通じて技術者としての視点を養い、将来貴社に貢献できる人材を目指します。

300字で具体性を少し加える場合の例文

300字の場合、200字の骨子に具体性を加える余裕が生まれます。
特に、志望理由を裏付けるエピソードや、インターンシップで具体的に何をしたいかについて、詳しく記述することが可能です。
例えば、どのような経験からその強みを得たのか、プログラムのどの部分に特に関心があるのかを追記することで、内容に深みが出ます。
基本的な4ステップの構成は維持しつつ、各要素に少しずつ情報を付け加えていくイメージで作成すると、300字程度にまとまりやすくなります。

例文:
貴社の最先端技術で社会課題を解決する事業に魅力を感じ志望します。
大学で情報工学を専攻し、機械学習を用いた研究に取り組んでいます。
この経験で培った分析力を、実際のビジネスでどう活かせるのか試したいです。
特に貴社の〇〇サービスに興味があり、その開発プロセスやチームでの働き方を学びたいです。
インターンシップでは社員の方々と積極的に対話し、技術だけでなくビジネスの視点も養いたいです。
この経験を将来に活かし、貴社の発展に貢献できる人材を目指します。

500字以上でエピソードを深掘りする場合の例文

500字以上の文字数指定がある場合は、基本的な構成要素をさらに詳細に記述できます。
特に、理由を裏付けるエピソードを深掘りする絶好の機会です。
当時の状況、直面した課題、自身の思考プロセス、そして具体的な行動と結果をストーリーとして描写することで、人柄やポテンシャルをより強くアピールできます。
また、企業研究で得た具体的な情報(特定の事業内容や他社との違いなど)を盛り込み、企業への深い理解と熱意を示すことも重要です。
500字という文字量を活かし、自分だけの物語を具体的に語りましょう。

例文:
研究では、膨大なデータから最適な解決策を導き出すことに苦労しましたが、粘り強く試行錯誤を重ねることで、精度の高い予測モデルを構築できました。
この経験から論理的思考力と粘り強さには自信があります。
貴社のプログラムを拝見し、〇〇という実践的な課題に取り組める点に強く惹かれました。
私の分析能力を活かし課題解決に貢献すると共に、社員の方々からフィードバックを頂くことで、実践的なスキルを習得したいです。
そして、この経験を通じて得た学びを、将来貴社の一員として新たな価値創造のために活かしたいです。

これは避けたい!インターンシップ志望動機のNG例と改善ポイント

せっかくの熱意も、書き方一つで評価を下げてしまうことがあります。
志望動機が思いつかない時に陥りがちな失敗パターンや、意図せず評価を下げてしまうNG例を知っておくことは非常に重要です。
ここでは、採用担当者にマイナスの印象を与えかねない志望動機の具体例と、その改善ポイントを解説します。

自身の志望動機がこれらのNG例に当てはまっていないか、提出前にセルフ添削するためのチェックリストとして活用してください。

どの企業にも当てはまるありきたりな内容

社会の役に立ちたい、グローバルに活躍したい、成長できる環境に身を置きたいといった志望動機は、聞こえは良いものの、具体性に欠け、どの企業にも当てはまる内容です。
これでは、採用担当者に「うちの会社でなくても良いのでは?」という印象を与えかねません。

コンサル、小売業、アパレルなど、どの業界であっても、企業研究を深く行い、その企業独自の事業内容や企業理念、社風に触れ、「なぜこの企業でなければならないのか」を自分の言葉で語ることが不可欠です。
自身の経験とその企業の特性を結びつけることで、オリジナリティのある志望動機が完成します。

「学ばせてほしい」といった受け身な姿勢

インターンシップは学びの場ではありますが、「〇〇を教えてください」「学ばせていただきたいです」といった受け身な姿勢を前面に出すのは避けるべきです。
企業は、学生に対して何かを教えるだけでなく、学生ならではの視点や主体的な行動によって、組織に良い影響を与えてくれることも期待しています。

不動産、建築、建設といった専門性が高い業界であっても、「専門知識を学びたい」で終わらせず、「学んだ知識を活かして、〇〇という形で貢献したい」という能動的な姿勢を示すことが重要です。
貢献意欲を見せることで、意欲の高さとポテンシャルをアピールできます。

給与や待遇面のことだけをアピールする内容

給与や福利厚生、ワークライフバランスといった待遇面は、企業を選ぶ上で重要な要素ですが、志望動機でアピールするべき内容ではありません。
これらの条件面にしか言及しないと、仕事内容や事業そのものへの関心が低いと判断され、マイナスの印象を与えてしまいます。

志望動機では、あくまで企業の事業内容や理念への共感、自身の成長意欲、そしてどのように貢献したいかといった点を中心に述べるべきです。
待遇面に関する確認は、選考が進んだ段階での面接や、内定後の面談、あるいはメールでの問い合わせなど、適切なタイミングと方法で行うことがマナーです。

誤字脱字や分かりにくい表現が多い文章

誤字脱字や文法的な誤りが多い文章は、それだけで「注意力が散漫」「志望度が低い」といったネガティブな印象を与えてしまいます。
また、一文が長すぎて主語と述語の関係が不明瞭になったり、専門用語を多用して分かりにくくなったりするのも避けるべきです。
たとえ100字程度の短い文章であっても、基本的な文章力は厳しく見られています。

提出前には必ず複数回志望動機や内容を読み返し、可能であれば友人や大学のキャリアセンターの職員など、第三者にチェックしてもらうことをお勧めします。
声に出して読んでみることも、不自然な表現を見つけるのに有効です。

まとめ

インターンシップの志望動機を作成する際は、まず「自己分析」「企業研究」「目的の明確化」という事前準備を徹底することが重要です。
その上で、「結論→理由→具体例→貢献意欲」という基本的な構成に沿って、自分自身の経験や考えを具体的な言葉で記述し自己prしましょう。
例文はあくまで参考とし、内容を丸写しするのではなく、自分だけのオリジナルな志望動機を作成することが、就活やインターンシップ選考を突破する鍵となります。

これらのノウハウは、民間企業だけでなく、市役所や区役所といった公務員のインターンシップに応募する際にも同様に対処活用できる普遍的なものです。

インターンシップの志望動機は、エントリーシート(ES)や面接で選考通過を左右する重要なポイントです。応募の際には、テンプレのような一般的な文章ではなく、自分の「学びたいこと」や「希望のテーマ」を明確にすることが大切です。まず、志望動機の書き方の基本として「きっかけ」「学びたい内容」「将来への活かし方」の3点を押さえましょう。たとえば旅行・ホテル・航空・空港業界を志望する場合は、「観光を通じて人とのつながりを作りたい」「地元に貢献したい」といった具体的な理由を示すと印象的です。

また、理系学生ならエンジニアやインフラ、メーカー、食品分野など専門性を意識した内容に、公務員志望なら県庁や市役所、不動産・銀行志望なら地域経済や顧客支援の視点を盛り込みましょう。広告業界やマーケティング、小売業を志す場合は「人の心を動かす仕組みに興味を持った」「大学の授業やサークル活動でPRを学んだ」など、体験ベースのきっかけが効果的です。

リクナビ・マイナビ・ワンキャリア、BEGOODなどのサイトで例文を参考にするのも良いですが、そのままコピーせず自分の言葉に置き換えるのもポイント。
就活やインターンシップ面接では口頭で簡潔に話せるよう練習を重ねましょう。締め方は「このインターンで〇〇を学び、今後の就活や本選考で活かしたい」といった前向きな一文で締めると好印象です。夏・冬問わず、申し込み前の準備を怠らず、応募企業の特徴をしっかり調べた上でインターンシップへの志望動機を構成することで、選考通過率を高めることができます。

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